意外に知らない!?家計の見直しに失敗しちゃう考え方 (その2) 『一刻も早くお金を貯めないと!』という決意の問題点

新しいことに取り組むにはモチベーションが必要ですが、

実はマイナスにしかならない決意をしちゃっている場合があります。

それがこれ。「一刻も早くお金を貯めないと!」

 

3つの問題点が隠されています。

 

1.「一刻も早く」が余計なプレッシャーに

2.何のために?がない

3.お金を貯めないと!の後に続く具体的な状況がイメージできていない

 

今まで出来ていなかったことをやるのは大変なことです。

今まで泳げなかった人が「今日の俺はやる気マンマン!今なら泳げる気がする!」といって泳げるようになる人はほぼゼロでしょう。「すぐに結果を出す」なんて無茶なことを言うと、一度チャレンジしただけで「やっぱり無理だ」とすぐに諦めてしまう原因になります。自分から成功しないようにしてしまう「一刻も早く」という切迫フレーズは使わないようにしましょう。

 

また、お金を貯めるというのは人によっては大変な我慢を伴うツラいことかもしれません。特に、節約中心で家計の見直しをする場合は、好きなゲームやマンガを買ったり、飲みにいったり、温泉に行ったり、そういう楽しいことをするお金を貯めるわけです。目の前のスイーツを買うのを我慢するのが出来ない人にとっては、スイーツが目に入るたび、相当な苦痛を感じるでしょう。なんのためにその我慢に耐える必要があるのかが明確になっていないと、人はわざわざそんな辛いことをやろうとは思いません。何も考えずに貯金ができる「習慣化」レベルになるまでにはまだまだ時間がかかりますので、最初はくじけないように、その我慢に耐えられるように「どうしても叶えたい目的」が必要になります。

例えば、「幸せになるために」「先々生活に困らないように」というのも目的ですが、「上海に旅行したいので10万円貯める」「子供の誕生日に電子ピアノを買ってあげるのに5万円必要」「定年後に優雅に生活するためにいくら必要」など明確になればなるほど成功に近づきます。

「貯めると、こんないいことがある」というポジティブな目的に対して、今よりネガティブな状態になるのを避けるための強い動機の作り方もありますが、それが「お金を貯めないと」のあとに続く言葉が強烈に困るものであればあるほど、成功に近づけます。例えば、「5万円貯められないと、部屋の更新費が払えない」「1着しかないコートがボロボロになっていることに気づいた11月。早く3万円貯めて新しいのを買わないと冬は越せない」というものだと貯金の優先順位がぐっと上がります。そして人は自分のためより、誰かのための方が力が出せるもの。誰か周りの人が関わり、その人を喜ばせたいからとか、その人を悲しませたくないから、といった目的がもてるとさらにいいですね。

 

「なんのために」お金を貯めるのかしっかり考えて、目的を明確にしてから家計の見直しに取り組みましょう。

 

では次に、「出来てる人と比べちゃうことの問題点」に移ります。

これもお金を貯めることが出来ない原因になります。

(その3へ)

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。