学校で教えてくれないお金の常識

生活のこと、お金のこと、学校で教わらないまま社会に出て、

必要な知識や情報を自分で得て、実践するって結構ハードル高いですよね。

 

思い返してみれば私も学生の頃にお金のことを学んだ記憶がありません。

親からはお年玉をもらうと「ちゃんと貯めておきなさいよ」、

お小遣いをもらうと「大事に使いなさい」と言われたことと、

高校を卒業して実家を離れるときに「無駄遣いしないで、ちゃんとご飯食べて

一人でやっていきなさいよ」と言われたのは覚えていますが、あとはどうだったか。

 

私と同じく「ちゃんとお金は貯めておくんだよ」とお父さんお母さんから教わってきた人も多いでしょう。

「お小遣い」や「お年玉」の文化が根付いた日本の金銭教育の基本です。

 

一人暮らしをしたまま社会人になり、たまに実家に帰ると

「保険はちゃんと入りなさいよ」「結婚はまだなの」「家は早めに買っておきな」

親心から色々と心配してくれました。

人生の先輩であり、我々のことを見守ってきたお父さん、お母さんのアドバイスは大切ですが、

残念ながら「親世代の経験が通用するものとしないもの」があることを我々は知っておく必要があります。

 

少し言葉は悪いのですが「これからの時代には合っていないアドバイス」も混ざってきてしまうんです。

習慣化したことは変えずらく、過去の成功体験は「正しいこと」として記憶に残ります。

 

 

日本も世界も大きく変わり、我々の生活も変化しています。

老後の生活を守ってくれた「金利」「働き方」「住まい」「年金」、様々なものが変わりました。

 

なのに「暮らし」や「お金の常識」は変わっていないと言わんばかりに

「一人前の社会人と認められるには○○をしないと」「△△はやっておくべき」

と何十年も前の常識を上司や定年間近の先輩から助言されることもありますよね。

それらの情報を自分で精査し、根拠を持って選別する力が必要です。

 

お金は郵便局や有名な銀行の口座に預け、昔からある有名な保険会社の営業さんが勧める保険にしっかり入り、

なかなかお給料が上がらなくても文句も言わず、先輩の言う通りに日々の仕事をコツコツこなす。

 

そんな真面目な人たちに「学校では教えてくれない、これからのお金の常識」を届けていきたいと思っています。

お金がないことを理由に結婚や出産を躊躇したり、

老後が目前に迫ってはじめて「このままじゃ将来の生活費が足りないかも」と不安になったりしないように。

10年、20年経った時に「お金のこと、このブログで学べて良かった」そう思ってもらえるように。

 

お金と暮らしの専門家、ファイナンシャルプランナー の目線で「そこそこ役立つお金の知識」を書いていきます。